いままで丸箸や四角箸を使ってきましたが、七角という珍しさ、いい箸を長く使いたいとの思いで、かなりお高いですが、購入しました。
まず見た目ですが、全体がシャープで、特に箸先の極細で精巧な作りは「匠の技」を感じさせます。素の縞黒檀のこげ茶色の落ち着いた色合いが、またいいです。
持ってみると、比較的重くて堅く頑丈そう、バランスが良く、僅かな指先の力で惣菜などの掴みやすさは驚くばかりです。
使えば使うほど、味わい深くなりそうな、すばらしいお箸ですね。
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■黒檀(コクタン)とは(ネット調べ)
黒檀には本黒檀、縞黒檀、青黒檀などがあり、本黒檀はインド・スリランカで採れる真っ黒な木のことをいい、いまではなかなか採れません。最近では、縞目のある縞黒檀が使われるようになりました。縞黒檀も縞目が美しく、非常に硬い木材で丈夫で磨くと非常に美しい木目が浮び上がります。黒檀の中で、最も高級なのが青黒檀です。青黒檀はきめの細かい木肌が非常にさわり心地が良く、程よいしなりがあるので、お箸にした場合にも非常に使いやすいお箸ができます。しかし、年々入手困難な材料になってきています。