年200本のみの醸造という貴重感やショップの「プラムの濃い香り,果実のエキス分、渋み、心地よい酸味、シラー種独特のスパイシーな味わい...」というコメントにつられて購入しましたが,ここ数年で一番失望感を味わったワインです。本当に飲んだ感想がこうなら,その味覚を疑うし,劣化していたのなら保存管理を疑います。飲んだ感じでは劣化している訳ではなく,果実味乏しく,スパイシーさのかけらもなく,何と言っても色・味ともに薄い。あきらかにシラーの色・味ではなく,安いピノといった感じの色合い。造った方はとても苦労されたに違いないが,これが2000円以上もするならもう日本のワインは当分近づけないなという印象を植え付けられました。同時にこのショップではもう買えないなと思ってしまいました。