オールブラックのボディにグリーンのインデックスが目立ち、良い視認性です。
とは言え、見た目は派手ではなく、むしろ上品な印象です。
黒に緑。いいですよ。
タキメーターベゼルの幅が狭いというのも上品に見える要因ですが、デザイン上リューズガードの無いケースが上品に見せることに一番効いていると思います。
現代的なダイヤル色使いをしながらクラシッククロノの雰囲気を醸し出しています。
ガードが無いと手の甲に近づけて装着した場合、手首を曲げたときにクロノグラフのプッシュボタンを押してしまうかもしれませんが、そんな事は気にならないほど良いデザインです。
ソーラー駆動で手間要らず。
6時位置のインダイヤルで充電残量がひと目で確認できる嬉しい機能付き。
簡単に調整できるワンプッシュバックルも優れモノだと思います。
ベルトはとても硬いので腕のアールに馴染むまではガマンです。
私は柔らかいベルトに交換しようと思いますが、ラグ幅が21mmというのはベルトの選択肢が狭くなるので少し残念なポイントですね。
それと、届いたときにベルトの方向が上下逆でした。
手持ちの時計は全て6時位置に剣先があるのに、この時計は12時位置に剣先がありました。
バネ棒外しを持っているので自分で付け替えたので問題は無いですが、ベルトの位置・・・どれが正解なんでしょうかね?
見た目・大きさ・視認性・駆動方式は満点です。
欲を言えば電波受信にして時刻調整も手間要らずにしてもらえたら時計としては100点満点でした。
デザインが良く、装着シーンを選ばず、巻いたり振ったりする手間も無く「視認性」を昼夜問わず確保しているコスパの高い時計です。
高価な時計を1本しか持たないで「どこかにぶつけてキズつけたら・・・」と、ビクビクして装着するぐらいなら、8万ちょっと投資して仕事中はこの時計を使い倒した方がストレスの無い日々になりますよ。
シーンを選ばない良いデザインですから、高級時計の出番は少なくなるかもしれません。
2本目、3本目という時計ではなく、最初の時計として充分に活躍します。
今年入社する新人がこれを腕に巻いていたら時計好きな先輩や上司に一目置かれるかもしれません。
しかも10万以下で買えるなら嫌味も無い。
初任給で買うのも良いですね。
年齢、ファッションスタイル問わずお勧めできる時計です。