色合いがとても素敵で気にいっておりましたが、先日、初めて刺した和蝋燭が終わったので、灯立てに傷を付けたくないので、付着した蝋にお湯をかけ、少し柔らかくなったところを指先で除去しました。残念な事に針状の部分の一部と、付け根の皿の一部の塗りが剥がれてしまいました。漆器などの場合、通常は漆は何度も塗り重ねられ、それなりの厚みと強度があり、また熱にも凄く強いはずですが、剥がれてしまった部分を見ると真鍮の地金にサインペンで書いたんじゃないか?ってくらいの塗りの厚みしかありません。いい仏具が欲しくて、滝田商店さんで、職人さんの漆塗りの高級仏具だから購入しました。設置時には気づきませんでしたが、本体の底の内側の塗りにもムラがあり、またかなり薄すぎる様に思います。交換とも思いましたが、出来れば通常の使用に耐え得るぐらいの漆の厚さで、塗り直しをお願いしたく思います。(交換品も同程度の塗りだと困るので)