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2015-08-31
- デザイン：5
- 携帯性：3
- 音漏れ防止：5
- 外音遮断性：5
- フィット感：5
- 音質：5
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 低域のみならず高域にも
- リケーブルができない時代のSE530からshureを愛用してます。
当時低音が特に強い印象でしたが、徐々に中域、高域の出力も上がり、535LTDでは耳に刺さらない音が印象的でした。
こちらのSE846は、ローパスフィルターを積み、低音域にこだわりがある一面を再度感じさせられました。ローパスフィルターでは、低音の主張だけでなく、”震える空気感”を感じたのが特に印象的でした。試聴もさせていただいて、低音の表現力から購入を決めました。
しばらく聴き込んで様々な曲を聴くと、高域の音の表現力にも驚かされます。曲自体の相性にももちろんよるところは大きいのですが、高音の弾ける音、低音の震える音の表現力は特に高いと感じます。
ローパスフィルターが目玉なのもあり、低音に気が向きがちですが、高音域での音も聞き惚れてしまうほどの表現力があると思います。
中音域では、かなり曲差があり、押し出されている感じのものから引っ込んでいる感じのものもありますが、解像度が非常に高いため、聞き取りづらい感じはありません。
リケーブルとしてbeat audioのヴァーミリオンを使用していますが、こちらも解像度が高く、シャープで綺麗な音が得意といった感じです。
ウォームな音で刺さりにくく、音の厚みが欲しい場合はwhiplashのリケーブルの方がおすすめです。
現在はヴァーミリオンバランス出力でAK100MK2にGLOVEAUDIOの専用アンプを付けて聞いていますが、少々音がシャープになり過ぎる印象を受け、ノズルはバランスを付けて少し刺さりを抑えています。
リケーブルでも色が変わりますし、そのリケーブル一本でも、ノズルで傾向を変えていけるところもSE846の魅力かと思います。
また、どんなに今の音が気に入っていても、たまには違う音で聞いてみたい時などもあるかと思いますが、高級なイヤホンを買ったからそれは…となってしまうところをノズルで様々な音に変えてくれるため、そんな贅沢な望みも叶えてくれる一品だと思います。
蛇足ですが、本体にLRの刻印はありませんが、右側のみ赤パーツを使用しているため、スケルトンボディからすぐに左右の判断がつき、中身の作り、こだわりも見えるため、そちらも見て楽しめるものに仕上がっていると思います。 - このレビューのURL
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