20年前に余命半年の癌に罹り、全ての髪が一度目の抗癌剤で抜けました。
それまではずっとヘナで染めていました。でもいつまで生きれるか分からないからと、思い切って伸びて来た髪を、以前からしたかった明るい栗色に染めました。
その頃は未だヘナでは明るい栗色は無かった時代でしたので、普通の染め剤を使用しました。
それでも一番高価な物を選んだので、「綺麗な髪色ですね」と言われていました。
幸い奇跡的に癌は治癒しました。
けれども20年経つと髪は細くなり、傷みも酷くなってしまいました。
それから、髪染めジプシーが始まりました。ネットで良さそうなものを試してはガッカリの連続でした。気がつけば、綺麗な栗色は何処へやら、コマーシャルとは裏腹に髪はちっともツヤツヤにならないし------悲しい毎日。
行きつけの美容師さんの「ツヤはヘナが一番ですよ」の言葉にハッと漸く目覚めました。
そして20年振りに、ヘナに戻りました。
昔は無かったライトブラウン‼︎粉を溶き乍ら、「そうそうこの匂い!」懐かしい匂いでした。
ラップを巻くと、緑色の仏像みたい。
懐かしかったです。
90分置いてから洗い流しシャンプー、コンディショナーをすると、久しぶりのツヤツヤ髪が戻って来ました。
もっと早くこれにすれば良かった‼︎
正直な感想です。
ありがとうございました^_^