今まで装道で揃えた帯板を使っていましたが、どうも背中側にまで帯板が届いて扱いにくいのと、
太って見える気がして短い帯板が欲しくなり、とにかくこれからは涼しくなるものをと思いこちらにしました。
普段着の帯板は脇前まであればいいらしいのですが、手持ちのものは脇なんか余裕で通り過ぎるくらい長いものでした。
こちらは痩せ型の私にはぴったりの長さ。それにとても涼しいです。
薄いので、つけていないかと思うほど体も固定されすぎませんし、快適です。
ベルト付きは初めてですが、とても便利です。
本当は一巻きしてから差し込んだ方が前帯にシワがいかず、いいとおもうのですが、
しょっちゅう着物を着るなら、ベルト付きで着物に直接巻いてしまった方が楽ですね。
メッシュなので結構フニャフニャ。ポケットが辛うじて硬めの素材です。
やわらかい帯はシワがいきやすいです。仕方が無いですね。
美しい前帯にするための帯板選びの要約として(サイズはここでは触れません)、
メッシュ帯板→ベルト無しで一巻きしてから差し込むタイプがベター。
通常の帯板→ベルト付きでも差し込み式でも好みで。でも涼しさは諦めること。
ということだと自分なりに思いました。
なんにせよ、ベルト付きが便利すぎて差し込むタイプには戻れません。
多少帯にシワがいってしまうのは、普段着では諦めます。
涼しくて楽ということは妥協したくありませんから…。
ベルト付きのデメリット。
帯の位置が、実際巻いてみると帯板より上だったり下だったりで、帯板がかすかに見えてしまいそうな時、押し込んでも動きません。
巻き直すしか対処法はありません。
これはメッシュで柔らかいからというのもあるかも。
硬い帯板だとベルト付きでもちゃんと動くのかもしれないです。
自分が思うよりも下の方に付けておけば問題ないとは思うのですが、慣れが必要です。
巻く前に鏡の前で帯を当てて、位置を決めると失敗しなさそうです。
いつもぶっつけ本番で巻いていたので…。