高齢になると自分の誕生日を喜ぶことより、毎日の体調管理に気持ちが傾いているのか、最初年老いた母は、届いた箱の意味が全く理解出来ていない様子でした。電話口で私も敢えて理由を告げず電話を切ったのですが、直後折り返し電話をしてきて「ありがとう。自分の誕生日忘れてた。可愛いバルーンを観てたらふと思い出した。ゴメンねー」と。改めて嬉しくなったわ。本当にありがとうと、とても明るい声で返してくれました。気持ちが華やいだ母の声を聞いて、元気で過ごしてくれている感謝の思いと共に、素敵なプレゼントを贈ることが出来て良かったなと思いました。