本モデルは、つい先日発売されたばかりですが、その購入に当って、音質面で有利な『T20』あるいは『T40』。あるいは入力ソースの多い『T100』を候補にするかで悩みました。
”T100”や本モデルのデザインはシンプル(フルレンジスピーカー)でリビングに置いてもデザインの調和が取れるかと思いました。一方、T20やT40だとスピーカーの主張が強いかな?と思いました。
購入後にメーカーサイトからダウンロードする【Creative app】アプリがあります。
購入直後は、PCに接続した時に自動でインストールされるドライバーのみなので、注意が必要です(私はCreative appアプリの存在に、直ぐには気づきませんでした)。
私は当初、このスピーカーの拡張プロパティを全て有効に(Creative appアプリがあるとは知らなかったので)していました。
しかし、『このスピーカーの拡張プロパティを有効にすると音質が悪化する可能性があります』と表示されたため、これを無効にして暫く聞いていましたが、ある日、メーカーサイトを確認しましたら専用アプリがあることに気づきました。
元来、ロックやポップスが得意なスピーカーのようですが、スペックの通り50Hz以下が鳴らないので、ベースやバスドラムの一部がカットされた感じの音になってしまいます。
しかし、専用アプリを使ってカスタマイズすることにより、音の描写能力(音楽のみならず、各ゲームにプリセットされた設定や、Web会議に適した設定もあり、さらにカスタマイズも可能)が圧倒的に高まりました。
ディフォルトの設定でもボーカルとテレビに繋いだときのアナウンサーの声はとても聞き取りやすいです。
私が普段あまり聴かない、久石譲とロンドン交響楽団や、吹奏楽を含むクラシックをこのスピーカーで鳴らしてみますと、ディフォルトの設定ではやはり、ベースやバスドラなどの低音域や、ハイアットやシンバルなどの高音域が十分に伸びません。
しかし、専用アプリでカスタマイズすると、ロックやポップスだけでなく、クラシックを聴くのも充分、耐えうるスピーカーだと分かりました。