腕時計で例えたら機械式の自動巻きといったところでしょうか。
購入前から手帳カバーとしては正直使い勝手は良くないと思っていました。抑えはやはりボタンではなくてベルトの方がスムーズですし、ボタンは閉じるのに少々時間がかかります。何より経年劣化でボタンが取れる心配もありますね。ペンホルダーも決して機能的とはいえません。
2冊とじるとお互いの段差で書きにくことも判明しました。
時刻の正確さを追求するなら電波時計を買ったほうが良いように、機能性を重視するなら他に良い手帳カバーはいくらでもあると思います。
機械式の自動巻き腕時計を所有するステータスは時計としての不完全さに有ると聞いたことがあります。正確に時を刻めない時計を持つことが人生のゆとりを感じさせるという意味だそうです。
この手帳カバーにも同じステータスを感じます。使い勝手が悪いゆえにある種のステータスを感じます。
このルックスは「大人力」を演出する小道具としては最適だと思います。