主に真鍮でできているので経年劣化で見た目も変化する長く使えるランタンです。燃料にはケロシンなどを用いるので燃費もいい。満タン近く入れれば10時間くらいは使えます。面倒なのはプレヒートとポンピングです。液体燃料を気化させるためにパイプをあらかじめ熱する必要がありこのプレヒートが十分でないとトップカバーから炎が上がります。原理が分からなかったころは頻繁に炎上させていました。ポンピングは液体燃料を使用するストーブやランタンでは欠かせない事ではあるのですがコールマンのノーススターと比べるとポンピングにやたら時間がかかります。自分の場合は市販の空気入れを別で買いました。通常使用での欠点は以上ですがさらに面倒なのがメンテナンスです。買ってすぐの頃マントルを取り付けるノズルが割れてしまい使用できなくなりました。というのもデフォルトのノズルがセラミックの為衝撃や温度変化に弱かったからです。別売りでステンレスノズルがありますが最初からこちらを組みつけてくれていれば問題ないのにと思ったのを覚えています。あとは各部品が熱で緩みやすくその都度ネジが緩んでいないか確認したり、ススで目詰まりしていないか確認したりと手がかかることこの上ないです。見た目を重視した結果手入れが大変ではありますが所有する喜びの高い商品ではあります。