20年近く経過している古くて銀化しているウッドデッキに使っています。他のメーカーに比べて割高ですが、性能に納得して毎回キシラデコールを使っています。
年に1回しっかり塗り替えれば効果はかなりあると思っています。築年数がほぼ同じと思われる隣家のウッドデッキは放置されていてついに床面が自重で抜け始めましたが、うちのは特に傷んだ建物との接合部の何本かを張り替えただけでまだしっかりしています。
キシラデコールの水性は近隣で扱っている所がほとんど無いし、一斗缶は売ってるのを見たことが無いです。油性のよりも臭いは少ないですが、塗ってしばらくはやっぱり臭います。
色見については、実際塗ってみないとわからないので最初に小さい缶を買って試すのが一番です。新しい木材(あまり吸わない)なのか、防腐剤の色が強く出ているのか、古くて銀化したもの(とても吸う)なのかによって発色が違うからです。
うちのウッドデッキは、作った当初はマホガニー色だったと思われるものの赤みが強すぎて嫌いなので、数年放置されてほぼ色が抜けていた状態で高圧洗浄機を掛けた後ピニー(黄色が強い)を塗っていましたが、雰囲気を暗くしたくないならピニーはお勧めです。
一斗缶を3年で使い切りましたが、やはり撹拌が充分でなかったせいか最後のほうは白っぽさ?が強めに出てムラになってしまったので、濃い色に替えてみようかと思って今回チークを選びましたが…マホガニーほどではないものの、やはりちょっと赤っぽさがあり、茶色というより赤茶色になりました。マホガニーよりは良いのでこのまま使いますが、次はウォルナットにすると思います。混ぜて調色できるらしいので、来年以降はつぎ足すのもいいかも。
ともかく、顔料が沈殿しているので使い始めはもちろん使用中も缶を振るだけじゃなくて棒などをつかってよくかき混ぜるのが大事です。