美しいという以上に麗しいカードです。でも何かが違う全然違うと思ってオリジナルの方の英語の解説文を読んだら、ボッティチェリの作品をそのままカードに使ったのではなく、ボッティチェリの絵から霊感を得て、イラストレーターがカード用に模写したようですね。そういわれれば、ボッティチェリの絵の最大の魅力だと言われている女性の中性的な顔、『ビーナスの誕生』のビーナスは本物に肉薄してますが、『柘榴の聖母』のマドンナや『春の寓話』の北欧神話の女神は全然違います。だから、実はボッティチェリ風タロットなんですね。本物のボッティチェリからの抜き出し印刷だったら、ボッティチェリが偉大なのでもったいなくて使えないかもしれないですもんね。という事で楽しんで使う事が出来ると思います。オーソドックスなタロットを幾つか使い倒した後で、楽しんで使うタロットだと思います。金色の装飾が豪華です。