各パーツの精度や仕上げのクオリティは一見してわかる程に高い。三脚の根元を始めとする可動部にも異音やざらついた感触はなく、大変スムーズに動かせる。グリース汚れも見受けられなかった。
付属の雲台は同社のカテゴリの中では最もシンプルかつ軽量なタイプだが、1.3kg程度のシステム(α7M3+24-105mm F4)であれば全く問題なく保持してくれた。2kg程度(α6500+MC-11+SIGMA 50-100mm F1.8)でも重心にさえ気を配れば保持は問題ない。流石に縦位置ではブラケットを用意したほうがベターでしょう。
プレートはアルカスイス互換で、機材全てをアルカタイプで統一している私にはありがたい。
耐久性についてはこれからだが、それでもトラベル三脚に必要な要素を高次元で達成していると思う。これだけビルドクオリティが高いと、他の雲台やミニ三脚も試してみたくなる。