車はリアドンガラのワゴンです。
街乗り7割、ワインディング2割、サーキット1割での使用です。
まず街乗りでの使い勝手ですが、乗り心地&静粛性といった普通のコンフォートタイヤに求められる快適性能はまず無いです。
非力なタイヤチェンジャーでは組むのも大変な位のウォールの硬さやウォンウォンと言ったロードノイズが目立ちます。
しかし、逆にカッチリとした乗り味が好きな方は足回りなどをいじらずとも、タイヤを交換しただけでかなり剛性感を感じることが出来ると思います。
グリップについてですが、春夏秋は全く問題なく使用出来ます。
問題は冬の朝1番なんです。特に0℃を下回る時。
冷えすぎていると途端にグリップが落ちるのか、割り込み等で少し強めにブレーキをすると簡単にロックします。
ウエットグリップについては、エアーを入れすぎなければ大丈夫です。
排水性も冠水道路を走ったことがありますが、飛ばさなければ問題ありません。
急な水溜まりなんかではコンフォートタイヤに比べれば不安感がありますが、多少ですね。
ワインディングについて、多少スピードを出して曲がっても心配することなく曲がります。
温まっていればワインディングを流すのは楽勝です。
サーキットについて、今回いつもよりキャンバーをつけて走ったので、リアの外側が思った以上に使えませんでした。
とにかく熱の入りが早い。
ほかの国産ラジアルがタイヤを温めている間にアタック開始できます。
ショートサーキットは走った事がないので分かりませんが、大きなコースでは何度かクーリングを挟めば後半垂れ気味になることもありますが、アタックすることは可能です。
グリップについて、このタイヤでよく言われるのは斜め方向にグリップが抜けるという話ですが、確かに急激に斜めに荷重をかけるとすっぽ抜ける感じはあります。
多少慎重に、落ち着いて曲げていけば思ったように曲がるかもしれません。
タイヤの減り方ですが、国産ハイグリップのように溶ける感じではなく、表面が軽く溶けつつ削れていく様な感じです。
タイヤカスは着きますが、大きい塊でへばりついてる量は他より少ない気がします。
正確に量ったことはないのですが重量はそこそこ重たいみたいです。