主に鉛筆でのラフスケッチやドローイング目的で、おうむ更紙の方と描き味の違いを確かめたくて、どちらも購入しました。
無印のらくがき帳が気に入っているのですがB4サイズまでで、もっと大きな紙が買えたらなあと思った事も理由です。
□色
弥生:黄色系グレー、おうむ:青系グレー、比較の無印らくがき帳(以降、無印):黄色系グレー
ロット差もあると思いますが、無印と弥生は似たような感じで、無印の方が若干明るいです。おうむは新聞紙っぽさを感じる青味のあるグレーです。
比較すると、おうむの青系グレーの方が暗く感じます。写真を撮り、白黒に変更してみると、やはりおうむの方が明度が若干低い事がわかります。
□ざらつき度
無印>弥生>おうむ
鉛筆を寝かせて描いた時の引っかかり感が欲しいのですが、無印と比較してどちらもツルっとした感じです。しかし、弥生の方がザラっと感は残っていて、鉛筆でざらついた面を描きたい方は弥生がオススメです。
引っかかりが薄い、ツルっとした描画感がお好みの方は、おうむの方が適していると思います。
無印のラフな感じを考えていると、おうむは紙肌が大分異なると考えてください。印刷に向きそうな平滑さです。
芯を滑らせた時の色の乗りが、グラデーション状になりにくく、フラットに保たれやすいとも言えます。
□柔らかさ
(柔)弥生>無印>おうむ
柔らかさ=コシの無さとも言えます。更紙のソフトな感触は、弥生・おうむ共に期待通りです。
弥生は無印より紙の厚さが薄いです。おうむはツルっとしているからか、薄くても割とハリがあります。
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絵を描く用途で気になっていた部分を挙げてみましたが、同じような方の情報になれば嬉しいです。
私は弥生が気に入ったので、今度は弥生をリピートするつもりです。弥生で四つ切りサイズもあると嬉しいですが、裁断をお願いするのも良さそうです。