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- 購入者さん
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2013-07-25
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 総合的には満足／細部に不満
- ラジオNIKKEI第２放送が音楽中心の番組編成になったのを機に、短波ラジオが欲しくなり、どうせならある程度しっかりしたものをと本機を選択・購入。
このラジオは大きなデジタルディスプレイがまず目を引くが、表示がデジタルだというだけで選局はアナログである。すなわち、そのディスプレイの下にある大きなダイヤルを回してチューニングする。
ダイヤルは二重構造になっており、外周ダイヤルで大雑把に周波数を上下させ、次に内周ダイヤルで正確な周波数に合わせていくやり方である。BCL向けラジオや無線機にはスタンダードなやり方であり、これ自体は便利である。が、この内周ダイヤルの反応が荒いことが本機の第一の不満である。具体的には回転に対し反応が鈍かったり逆に鋭すぎることがあり、目的の周波数にセットするために微妙な操作を要する。このことは特に短波で、1kHzずつステップさせながら弱い電波を拾っていくような場面では少しイライラさせられるかも知れない。
第二の不満は、AC電源ソケットとアンテナソケットが背面にあること（→写真ご参照）。
それぞれの接続時は本機背面と壁面に5〜10cm程度の隙間を確保しなければならないことになる。すると壁面に接しさせて置く場合に比べどうしても不安定になるわけで、その結果として本機が転倒した場合は、ジャック側もソケット側＝本体側も破損する可能性がある。この種のソケットは、国産機ではそれを考慮して側面に設けているのが普通であり、なぜわざわざ背面にしたのか理解に苦しむ。
ともあれ、総合的には良いラジオである。
ポータブルラジオでは決して得られない感度の良さがある。また同クラスの他機と比べても、おそらく感度は良い方である。
スピーカーは直径80mm程度のしっかりしたもので、音質は良い。音量を上げてもしっかりした音を出し、またある程度離れた所でも言葉や旋律がしっかりと聴こえる。
このスピーカーはモノラルだが、イヤホンへはステレオで出力される（このためステレオイヤホンを使うよう説明書で指示されている）。またステレオ外部出力端子が備えられている。
結論。
細部の不満はあれど、AM・FMの他に短波も聴けるテーブルラジオとしてお奨めできる。
またBCLの初級〜中級機としても良いラジオである。 - このレビューのURL
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