Disc-1のTrack 1の "ALONE IN THE PARADISE '01" は、
アルバム『GATE OF TRIUMPH』で現ヴォーカルの井上氏でのテイクを再ミックス。
コンチェルトの作品群の中でもキャッチーなものは、
尾崎氏のヴォーカルが際立つし、へヴィで攻撃的な楽曲では
井上氏の真骨頂が堪能できると思う。
Disc-1のTrack 10の "TIME TO DIE" は、DOUBLE DEALERでの
『DERIDE ON THE TOP』で下山氏が歌っているテイクも
あるが、個人的には断然この井上氏のヴァージョンの方が良い!
そして、Track 11の "LONELY LAST JOURNEY" は、ライヴDVD『LIVE-ONCE IN A LIFE TIME』を観たが正直こういうメロウな曲には尾崎氏の声質のが合うし、良いなと思っていたが、この井上氏のテイクも凄く良いじゃない!!
こういう曲も井上氏が歌えばこなるんだ!と良い意味での驚きがあった。
何と言ってもDisc-2のTrack 01 "UNSTILL NIGHT" のカッコ良さといったらないですよ!
『Rain Forest』で尾崎氏が歌っているのもファンなら当然聴いたことあるでしょうが、このヴァージョンの井上氏の力強いヴォーカルが際立っているように思います!
続いてインスト・ナンバーである "TO DIE FOR" は私も大好きな曲です。このベスト盤でも取り上げたインスト・ナンバーってこのナンバーだけです。
それだけ島氏のバンドに対する思い入れ強く、
個人的なソロでは決してないって言うことを窺い知る事ができる。
疾走感溢れる "FIND THE KEY" 、"LIKE A BEAST" と、
今までの楽曲群とは趣を異にするTrack 11の "THE GLADIATOR" やDisc-2のTrack 05 "IT'S NOT OVER" も好き。
Disc-3はACCEPT、DEEP PURPLEのカバーをはじめ、貴重なトラック集です。
Disc-4:DVDに関しては、ビデオ・クリップ集となってます。