他のドライフルーツと明らかに形状が違うコチラの《サンザシ》。
以前から気になってはいたのですが、見た目の渋さ&味が予想出来ない外観に引いてしまい、これまで買う事が無かったのですが……意外な程に評判が良いので試してみました~。Ψ( ̄(エ) ̄)Ψ
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到着した現物の見た目は、果物のペーストと砂糖を加熱しながら練って型に流して固めて棒状にカットした感じで、通常のドライフルーツと同じに考えるには若干違和感が有るというか、これは乾燥果実のジャンルというよりも加工食品のジャンルの様な気がします…。
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手に取って指先で押してみると硬いゴムの様な感じで、そのまま口にして齧ってみると、ハードなゴムの様な噛み応えの後に、モロっと形が崩れて柔らかくなり、唾液を吸収した後には「水溶性食物繊維」を多く含む食品特有のネロッとした、昆布飴めいた舌触りに変化します。
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味はベリー系なのですが少しクセが有る感じで、皮や種の近くに含まれるエグミの様な風味がそれなりに含まれている為、どこか漢方の様なテイストとして感じられます。(個人的には、作成途中の加熱時にしっかりアクを取りきらなかったのかな?とも思いました)
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全体的に不思議な味わいで、ベリー系の果実味だけどどこか洗練されておらず、昆布飴の親戚っぽい噛み応えと舌触りが有り、見た目からは予想がつかない味です。
ドライフルーツ好きなら極端にNGという事は無さそうなので、まずは少量から試してみるのも良いかもしれません。
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私自身としては……500gという量を買って持て余す程でも有りませんでしたが、暫くの間は食べなくても良いかなという感じです。
不味いという事はなかったのですが、他に美味しくて食べ易いドライフルーツは幾らでも有るので…。
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割に珍しい味ですし、100g辺りの単価も比較的お安いので、お試しハードルとしては低めでその点は良かったです。
ずっと微妙に気になっていた好奇心が満たされました、どうも御馳走様でした~。 \+( ̄(エ) ̄)+/