皮付きの豚バラ肉800gのものを3つ購入して合計2.4kgで、東坡肉(トンポーロー)を作りました。
皮付き豚バラ肉を、包丁で東坡肉あった肉の大きさに切ります。それを大き目のボウルに醤油を入れて、満遍なく醤油が表面に行き渡るように混ぜ合わせます。
そのあと、フライパンを煙が出るまで熱して、それを水に濡らした布巾の上に置いてジューと言わせて、フライパン表面に酸化被膜を形成させます。
このフライパンを強火のレンジに載せて、少量の油を敷いて、皮目から順番に豚肉の全て面をこんがりと焼き目をつけます。焼いているうちに豚バラ肉から油がでてくるので、実際には半分揚げているような状態です。全面に焼き目がついたら取り出して、バットに並べて休ませます。
この肉を寸胴に入れて、ひたひたになるぐらいの水を加えて沸騰させ、沸騰したら弱火にして、適宜灰汁を取りながら、蒸発した水を補いつつ、3時間煮ます。肉に串を刺して、すっと通るぐらいまで煮たら、これを冷暗所もしくは冷蔵庫に寸胴ごと入れて自然冷却させます。ひと晩程度置いて置くと、表面に白く豚の脂の固まりができるので、これを取り除いてから、翌日火にかけます。
寸胴の中身が沸騰したら、中華だしの元少々、八角(スターアニス)6個、花椒(ホアジャン)12粒、ねぎの青い部分をぶつ切りにしたもの、生姜の薄切りを入れて、弱火で2時間程度煮ます。豚肉が柔らかくなったのを確認して、中国醤油(たまり醤油)、紹興酒、氷砂糖、オイスターソース少量を入れて、さらに1時間程度煮ます。
仕上げに水溶き片栗粉を適量加え、香味油を垂らして化粧油をします。
大きなボウルに氷水と塩を入れたものに、寸胴ごと漬け込んで急速に温度を下げて粗熱をとります。
ある程度冷めたら、これを適量とって、真空パックんプラスで、脱気して真空にパックします。
今回は、これを友人関係に撒く予定です。前回は友人関係に送った時には、大層喜ばれましたので、今回どういう反応が帰ってくるか楽しみです。