JUKIの工業用ミシンを使用して40年。
流石に本体内の部品の落下音がしてから壊れた事が判明。
やっと買い替えを検討したが、JUKIヘビ―ユーザーとしては矢張り工業用ミシンが欲しかった。
がこの先の使用期間と作成量と価格を考慮し、
最低条件は自動糸切りを目的にシュゲールさんの家庭用JUKIミシンに決定。
早速に送って頂き感謝の上、あまりに便利な仕様の家庭用ミシンに驚いた。
何時も困っていたのが、厚みのある部分を縫う時、針目が浮く事だった。
厚みの部分に来た時、基本押さえ左後ろにある黒いポッチを押しながら縫うと針目が綺麗に縫えたのには先ず驚いた。
次に老眼には必須仕様の自動糸通し。
針位置の移動や針目サイズの選択がボタン一つで設定出来る事や自動返し縫。
つまり、40年も同じJUKI工業用ミシンを愛用してきた者としては、今や浦島太郎の気分を満喫している。
難点と云えば、自動糸切り音の盛大なガッチャン音位だろうか。
家庭用は工業用に比べると縫製時の安定感に欠けるきらいはあるが、
このお値段でこの便利仕様の数々に文句をつけるのはメーカーさんに申し訳ない位だと思った。
日本の技術革新は素晴らしく、ハンドメイドユーザーが若い方々により受け入れられる世界を望んでいる。