スナップエンドウのハ(ナ)モグリバエ対策に購入しました.
ネオニコチノイド系薬剤で豆類のハモグリバエに適応がある薬剤って珍しいのです.
他のネオニコチノイド系薬剤がアセチルコリン受容体上に結合して活性を示すのに対し,本薬剤は違う作用機序によって高活性を示しているそうです.
きっと構造がユニーク(フラニコチニル系)な事に由来しているのでしょう.
他のネオニコチノイド系薬剤と比べ,効き目が早いのも嬉しい点です.
しかも収穫日前日まで使用可能だし!
ただ,エンドウの中でも『さやえんどう』しか対象になっていませんが….
そんな訳で,案全域を取って収穫2週間前以降は使用しない予定です.
まぁ~レタスやキャベツでさえ,収穫3日前まで散布可能なので問題ないでしょう.
また難防除害虫であるコナガにも効果があるということも本剤を選んだ理由の1つです.
スナップエンドウではありませんが,毎年スィートアリッサムがカナリ食害を受けるので….
とりあえずハ(ナ)モグリバエにしろコナガにしろ薬剤抵抗性が付きやすい害虫ですので,他の薬剤(アファーム乳剤やアディオン乳剤等共)とローテーション散布を行い,シッカリ防除に励みたいと思います.