中苗で秋に購入、咲くのを楽しみ、年の改まった冬2月頃に大きい鉢に植え替える予定が諸事情で全く何もできず。購入したスリット鉢のままその後1年放置するという極悪なことをしてしまいました。水はあげていましたが新しい花芽も出ず背の低いまま葉だけを時々出す状態で、それでも生きていました。翌々年の冬にやっと土を替えて肥料をやり植え替えたところ、春になってからものすごい勢いで葉を出し、蕾を次々つけて咲き始めました。写真よりは色が薄く花弁も少なく見えますがパープルピンクの小さめの可愛い花です。紹介のとおり、ほぼ黒星病は広がらないです(マルチングはしていますが)。うどん粉病にはかかってしまうとなかなか治りきらないですが、それでも蕾が次々について花を咲かせます(殺菌剤をまいてチェックしてます)。生命力と言う点では、これまで見たことのない凄さです。
特に驚くのが、花が終わった後、5枚葉の上で切るんですが、通常は5枚葉の付け根から花芽が出るのに、切り口が盛り上がってきて、そこから蕾や葉になるんですよね…アイスバーグやストロベリーアイスなどの強健種でも見たことが無い蕾のでき方で、驚いています。
背丈は高くならず低いままで、コンパクトでちょうどいいサイズ。玄関の花壇の手前に置いています。香りがもう少しあれば最高なのですが、こればかりは仕方ないですね(湿度高めの朝にはふわっと香ります)。背丈は低いですが枝が堅めなので、チュウレンジハバチもつきづらいかも。おすすめの品種と思います。