私も著者の方と似た境遇の者です。同じように、小林正観さんの講演にも何度も行きましたし、書籍も沢山購入しました。その後、斎藤一人さんの書籍も数多く拝読(一時期はお弟子さんの書籍も)し、一度だけまるかんさんの大阪での結集会的な催しにも参加したことがあります。
私は、著者の方や書籍の中に登場されるような方々のような「奇跡」を起こしてはおりません。それはひとえに、私自身の口から出る言葉がいわゆる愚痴、泣き言、嫉み妬み的な「地獄言葉」を発していたからでしょう。自分的には、いくら天国言葉を何千回、何万回いようとも、ただ言うことが目的になっていて、中身が伴っていなかったように思います。頭ではわかっていても、ついつい我慢できず、上記のような地獄言葉を発してしまう。要するに根本的に我がままなのだと思っています。
昔、何回か小林正観さんの講演にいった時に、宮本武蔵が無双する前に、どこかの住職か誰かに今の自分は最強だと自負したときに、その住職から、緩めた糸を切ってみろと言われ、切れず、その時、武蔵は自分の驕り的な部分に気づき、何年後かに再度、その緩めた糸を見事に切れたというような話をしてくださいました。要するにピーンと張った糸は簡単に切れますが、緩めた糸は切りにくい、つまり精神的にもいつも緩める(=許す)ことの重要性を教えてくださったと感じています。また、資格等で自分を固めるのではなく、根本的な内面から自分を磨きなさいと言われたようにも、私は受け止めています。
追伸 masaさん、素晴らしい書籍をありがとうございます。masaさんのお陰でたくさんの人の笑顔の輪が広がっていますね。本当に感謝しています。