先生にされた宿題は、一人を除いて見事にクリア。
性格の出る方法で、子供とはいえ面白い。
前世の知識を生かし、ロンバルディを守るために動くフィレンティア。
そんな中で知る、父の願い。前世では見られなかった父の本…思わず涙を誘います。
娘を守るために強くなろうとする父。父を守るために動く娘。
そして──忘れていた諸悪の根源が現れました。いましたね、母親の操り人形のようなバカ皇子。
ティアはもうすぐ8歳になる子供…だからこそ、できることもある。
祖父と父、そして伯母を味方につけ、有能な人物を引き入れ…戦いはこれから始まります。
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気になったのですが、冒頭のキャラクター紹介。
ビエーゼを「叔父」と表記しています。この男、ティアの父ギャラハンの兄。つまり、「伯父」です。
増刷されたら、是非、直してほしい。
次巻も楽しみにしています。