有名なIT企業の創業者である筆者が、ブルーオーシャンを狙ったと言うだけあって、他で見たことのない設定。古代エジプトに興味がなくとも、じっくりと読めば、きっと引き込まれるはず。ただ、急いで読もうとすると人物が区別できなくなったり、筋書きを見失ったりするかもしれません。 最後に向けて次々と明らかになる事実、予想外の告白、ミステリーとして構成も良くできていると感じました。

古代エジプトの死生観や死後の世界、神様の名前などはなんとなく知識があったのですが、中盤くらいまでは登場人物の名前が分からなくなることがあり、時々前に戻ったりして確認しながら読んでました。それでもどんどん面白くなり、半ばからは一気に読めました。次々と秘密が明らかになり、またどう繋がるのかと不思議だった登場人物たちが関わり合い、最後の彼のセリフの続きはどんなものだったのかなと想像してしまいます。

展開が面白く2日で読んでしまいました。エジプトの王や神の名前に馴染みかないと進み遅いかもしれません。

一気に読めました。途中途中で、あれ？と不思議に思う部分がありましたが、最後に、えー！まさかそうだったのか！とストンと胸のつかえがとれた感じでした。

娘に頼まれて購入しました。面白かったそうです！

この手の作品は専門用語が多く、うんちくを傾けるシーンも多い。 それがなく、読みやすかった。