クズ魔導士の許から救い出され、漸く日常へと戻ってきたエステル。
表紙にいるのは「じゅーさん」改め「アン」です。エステル専属の魔導士となりました。いい子ですよ。
ただ箱に入れられて守られるだけなのは、嫌。
エステルは自ら力を得るため、精霊と契約することを望みます。
そこで出会ったのは、既に滅んだラシャードの関係者。はたして、無事に精霊と契約できるのか。
魔塔が意味のない悪あがきをしていますが、さすがにパパは強い。愛娘を守るためなら、叩き潰すことも厭わず。
エステルを守るため、新たな決意をする人々。「混ざった子」の末路を知る故に──。
次巻ではエステルも15歳を迎える…早めの刊行を願う。楽しみにしています。