「的確な質問をすればよりよい答えにたどりつける」。この本を手に取る人ならわかっていることではないでしょうか?またわかっていてもそれが充分にできないため、この本を手に取っているのではないでしょうか?自分もそのひとりです。たしかに仕事ができる人やコミュニケーション能力の高い人は 質問が的確です。
この本の中で著者は、最良の選択をするためのさまざまな「質問」を紹介し、質問力の高め方を示していますので、何らかのヒント・参考にはなると思います。しかし結局「質問力」を本当に高めたいのなら、個々人が他人や物事に興味を持ち、事象を正しくとらえ、質問する意識を高めていく努力をするしかないと思わせる内容でした。