こんなに心臓鷲掴みかよと揺さぶられた作品は何年ぶりだろうかと。本当に読んでる間中、動悸と目の奥の痛みが止まりません。
読み終わった後の余韻も。
この作者さん、本当に容赦ない現実を、警察官の地獄を歩いてきたのだと。リアリティが圧倒すぎて、『エンターテイメント』の枠を外してきたとゾクゾクしました。
所詮フィクションのはずの物語、もっとご都合主義でもよいはずなのに、逆にやり過ぎや大げさな悲劇でも、それはそれである意味楽しめるエンターテイメントになったはずなのに。
この作品はそんなお手軽ドラマにしなかった。
現実に近すぎて、だからこそ生死も事件も日常もあっけなく変わっていくし止まることはないと、くっきり見せつけられました。
この作品に出会えたことに感謝しかないです。