王国を支える二大貴族のバードライ家に生まれたシアンは、15歳の誕生日まで順風満帆な人生を送っていました。
成人の儀で神から授かった神具【コップ】は水しか出せないもの。役立たずの烙印を押され、僻地の砂漠の領主として追放されてしまいます。
が、当然ながらただのコップであるはずはありません。真の力を発揮してくれるのは、これから。
彼についてきてくれた十人足らずの家臣達、そして領民達と共に大逆転を目指してこれから突き進みます。
描き下ろしは、シアンについてきてくれた家臣達の事情。全員ではありませんので、続きは次巻のようです。
折角、姿を見せたもふもふともまだ触れ合っていないし・・・全てはこれからですね。楽しみにしています。