「ウルトラセブン」は、「ウルトラQ」~「ウルトラマン」に続く同時間帯(TBS・日曜日午後7時・武田薬品提供)で放映していた円谷特撮シリーズ3作目だが、当時中学生だった自分はリアルタイムで見ていた。視聴率も30%を超えていたはずなので、当時の子供たちは皆夢中になって見ていたのではないかなぁ。その当時見ていた子供たちも皆、ここで対談している森次晃嗣・ひし美ゆり子同様良い齢になっているはずだが、今や伝説的な作品として記憶に残っているし、全てビデオ化されているので、何時までも語り継がれる作品になっているのだろう。そういう需要を見込んで、当事者の対談本は価値があるし、話されている内容も面白い。写真が豊富に載っているのも嬉しい。但し、本のサイズが小さいのが唯一の瑕疵か。故に写真も小さくなってしまっている。ウルトラセブンのようにサイズが大きくなったら良いのに。それだけの価値のある本です。