鈴木亮平さんが好きなので｡ でも、やっぱりそれだけではなくて、さすが俳優さん｡実際の旅行記では無いのに想像力で、ここまで行った様に文章が書けるのかと｡画も亮平さん作｡ 凄い感性をお持ちだと思います｡

俳優・鈴木亮平……というより、世界遺産検定一級保持者・鈴木亮平の本 ちょっと飾った感じもするけれど、リアルな描写の美文は流石。世界にはこんな不思議な場所があるのかと、感動することしばし。しかし”行った気になる”と言うより、”鈴木氏が行った”前提で読みかけて、数ページごとに我に返り笑ってしまう、そんな本です。なので読むのに時間がかかります（笑） 最後には鈴木氏が”真面目に”登場した世界遺産を紹介・説明したコーナーもあり。ここではまた違う視点から冷静に世界遺産を紹介していて、一部はコロナ云々関係なく行けない・行きにくい理由も説明。本文よりかなり短文ながら、ここも別の意味で非常に面白い”世界遺産紹介”でした

もうちょっと「行ってないけど」感があるのかと思って買ったのですが、完全に「行きました」感で少し期待はずれでした。小説っぽいですね。絵はステキです。多才ですね。鈴木亮平さん好きなので、買って後悔はないです。私には行けそうな場所が少ないので今後の旅の参考になるかは分かりませんが、読み物として楽しもうと思います。

挿絵・文章、素晴らしいと思います。面白い人ですね。ほんと世界遺産に行きたくなりますねー。 ただ本が分厚いわりに全編にわたって上部3分の1が空白になっていてそれならもっと薄くしたらいいのにと思ってしまいました。ああいうデザインはやっているんですか。て事で☆1つ減らしました。