今回は変な言い方ですが、子供の頃のように、きちんと歌詞カードを見て、メロディーに乗せられた言葉をひとつひとつしっかり頭に入れながら聴きました。よくよく考えなくても、彼はミュージシャンではなく、アクター、俳優なんですよね。俳優の域を超えていました。そこには作品に対する丁寧さがありました。ダンスも表現も歌い方も息遣いも、そこには丁寧さがありました。CDやDVDは、パカパカと機械で簡単に複写されて販売されますが、その元は、この丁寧さと努力があったんだと、そう思います。
Night Diverの2番に続いた時に一瞬、彼が笑います。そこが好きです。何回も観ちゃいます。
もう彼の顔は勿論、声も聴けない、作品も観れないと思うと本当に残念でなりませんが、上手く言えませんが、彼のようにきちんと生きよう、とそう思いました。