もっと知りたいシリーズが好きで、少しづつ買い揃えています。
今回は、表紙の可愛らしい雰囲気に惹かれました。
平安時代から鎌倉時代に書かれた絵が、今も私たちを楽しませてくれるなんて素敵だなぁと思いませんか?
私は可愛らしい絵だなぁ。という気持ちから、この本を選びましたが、買って良かったです。
絵巻によって筆さばきが違ったり、同じ巻のウサギの絵なのに、前半と後半ではウサギの体型が変わっていたり、前半より後半の方が、体の動きを丁寧に表現されていたりと、細かな違いも出ていると解説されていました。
今後、美術館等で、鳥獣戯画を見る時は、可愛いなぁ!だけでなく、この本に書かれていた内容を思い出しながら、筆遣いや体型の違い、出てくる動物の違いにも注目して鑑賞したいと思います。