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5 2020-08-30

この本を大切に、そして誇りに思います
『少年と犬』を直木賞受賞作という先入観を持たずに読ませていただきました。ブルーライトを通しての読書は僕自身の読書の範疇には入らないので、紙を通して、自分の目を大切に疲労させることなく読みました。体調があまりすぐれなかったので少しずつ読み進んでいきました。犬好きな人、犬と生活をする人、また、犬をあまりよく知らない人にも、すなわちどの人にもお勧めです。ぜひ読んでもらいたいですね。この本は6つのセクションに分かれていますが、この小説の主人公の犬「多聞 タモン」はセクションの枠を超えてひとつの旅をしていきます。僕は「人間だけがこの世で一番すぐれている生き物だ」とは常日頃から否定しながら生きておりますので、この本の234ページが印象に残りました。そのページの4行目「(犬は)人という愚かな種のために、神様だか仏様だかが遣わしてくれた生き物なのだ。」という一文に非常に共感しました。そして9行目に犬に発した老人の言葉の「ありがとう」・・・。目に涙が込み上げました。多聞は2度の震災を経験しますが2度目の震災を迎えた最後のセクションの306ページの4行目でで少年が「あのね、あの時、ぼく、多聞の声が聞こえたんだ。だいじょうぶだよ、光、僕はずっと光と一緒にいるからね、だから、なんにも心配することないんだよって」行ったときも涙が溢れてしまいました。僕自身が小学生の時から「泣き虫のチャンピオン」と言われてきた所以なのかもしれませんが・・・泣きました。
この本を読み終えて、ベッドの上で仰向けになって、僕はしばらく泣いていました。そして過去にお父さんが家に連れてきた体調の優れぬ「源ちゃん」という赤い柴犬のことを思い出しました。源ちゃんはオスで17年間この世で生を全うしましたが、僕は源ちゃんが亡くなった日から一週間、家に帰るとすぐにベッドの上で仰向けで泣いていました。この本を読んだあとベッドで仰向けになった時、その一週間泣き続けたことを思い出してしまいました。源ちゃん、僕が見えないところで一緒ににいてくれているかな?
多聞君、僕自身のすぐ足下に小さな幸福と呼べるようなものがあることを教えてくれて「ありがとう」。
最後に我が家に今いる犬との誓いを含めまして英語で締めくくりたいと思います。
I am still seeking only a day for life-changing .
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3人が参考になったと回答
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5 2021-12-13

  • 商品の使いみち:実用品・普段使い
  • 商品を使う人:自分用
  • 購入した回数:はじめて
とても良い本
馳星周作品結構好きですが、これはその中でも1.2を争うかも。かなり良かったです。一気に読み終わりました。さすが!、
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1人が参考になったと回答
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  • isakabanさん
  • isakabanさん
    60代 男性 購入者 レビュー投稿 718
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5 2020-08-19

  • 商品の使いみち:実用品・普段使い
  • 商品を使う人:家族へ
  • 購入した回数:リピート
やはり、本は製本版でないとダメですね。本は良い。
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  • koichy88wさん
  • koichy88wさん
    50代 男性 購入者 レビュー投稿 215
  • お気に入りレビュアーに登録

5 2020-11-08

ありがとう
最後の少年の言葉が忘れられない。
あの言葉で、過去30年、自分の今まで飼ってきた3頭の犬たちに心から改めて感謝した。
今飼ってるラブラドールにも今まで以上に愛おしく思う。
馳さん、本当にありがとうございました。
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  • nori-s0403さん
  • nori-s0403さん
    60代 男性 購入者 レビュー投稿 12
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5 2020-09-28

なぜ少年にたどり着くことができたのか?は最後まで謎のままだが、終章へ流れつくまでの数々の出会いが少年と過ごした最後に振り替えるように解きほぐされていく、構成は圧巻でした。犬を飼ったことはありませんが、多聞のような犬なら飼いたいと思わされました。
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5 2020-09-27

  • 商品の使いみち:実用品・普段使い
  • 商品を使う人:自分用
  • 購入した回数:リピート
傷つき悩む人のそばに現れ、そして寄り添う犬の優しさ、人の儚さや愚かさ、いろんな思いを感じとり涙が滲んでくる本だなと思いました。
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  • 398えびさん
  • 398えびさん
    40代 男性 購入者 レビュー投稿 47
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5 2020-08-23

  • 商品の使いみち:実用品・普段使い
  • 商品を使う人:自分用
  • 購入した回数:はじめて
泣けます。
最近愛犬を失ったので、感情移入しすぎてしまい号泣してしまいました。
ありきたりな設定でも一気読みしたのは、やっぱりいいお話だからだと思います。
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  • kireiko33さん
  • kireiko33さん
    50代 男性 購入者 レビュー投稿 254
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3 2020-11-29

読み応えのアル文章でした。読破に時間を要しました。
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3 2020-08-16

  • 商品の使いみち:趣味
  • 商品を使う人:自分用
  • 購入した回数:リピート
不作の文学賞
大震災直後の仙台。飼い主を失った犬・多門は、悪事に手を染めた和正に拾われ、以後、様々な人たちに飼われていく。窃盗団の男、風俗嬢……その多門は何故か、南を目指していることが判って来る。連作短編の形を取り、バラエティーに富んでいるし、ラストに至ってホロリとさせられるが全体としては軽すぎて、ラノベ程度にしか受け取れない。南を目指すのは本能なのか、その裏付けもない。では、ファンタジーなのか。だとしたら、やたら人が死ぬのは考え物。半年前の直木賞受賞作「熱源」が重厚だっただけに、なんでこれが? と考えてえしまう。今回は該当作ナシで良かったのでは。そういえば芥川賞の「破局」も、イマイチだった。
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