子供のどう伝えたらいいのか悩む中、試し読み部分のところがとても良かったので購入しました。可愛らしいフクチマミさんの絵がとても読みやすくていいですね。また、単に性教育はこう、というだけではなく、正しい性教育が子供に与える影響や、異性の子供への接し方や、関心のないパートナー(我が家の場合父親ですが)との取り組み方も載っているのが良かったです。実践するには難しい…という部分も、少しずつ自主練しておくといいよ、など、村瀬先生の柔軟な言葉に救われる気持ちがします。タイトルの「一番やさしい!」に違わない内容だと思います。ジェンダーやLGBTにも、さらっとですが触れられています。
巻末には、さらに参考になるような本が、子供の年代別に紹介されています 。
お子さんもひとりで見れるとは思いますが、基本的には親目線の本なので、子供が自分ひとりで読むのは少し違うかな?と私は感じました。体の構造や、生理周期の図解などは、部分的に子供と話す時に便利だなと思うので、使い方次第かな?