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2020-01-22
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 生きざま
- 作家にとって、自分ならではの世界を持っていることは何にもまして強い。西村賢太氏の場合は、父親が性犯罪を犯したため夜逃げ同然に引っ越した過去が原点になっているが、自身もＤＶ癖があり、それが氏の小説世界にもなっている。加えて、大正期の私小説作家・藤澤青造にのめり込む生き方も独特の世界。本作は、母親に対するＤＶ2編が最初に収められているが、むしろ最後の「崩折れるにはまだ早い」が良い。快作、怪作。様々な表現が当てはまる。ますます好きな作家になった。
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