表紙は今回は李牧と側近カイネなど趙の中心人物たちでしたね!56巻ともなれば表紙もさまざな人物が今まで描かかれてきています。
巻末のオマケ漫画と同じで毎回楽しみにしています。
今回の表紙は趙国陣営…もしかして李牧にいよいよ危機が訪れるのか…それとも、これからは李牧のターンなのか…。
そして、ふと帯をみるとキングダムTVアニメ第3シリーズ決定との告知がありました!去年は実写映画もヒットしましたし、2020年4月NHKそれも「総合」の放送開始!嬉しいですね!
前回の放送終了から待ちに待ちました!今回はどの話がメインなのでしょうか?…やっぱり正式に王様になるところ?楽しみですね!
そして56巻の見どころですが、最近のレビューでよく見られるように確かに話や展開が長い…長い…凄く長いこの大戦シリーズです。でも、大戦ですからね。戦争が早送りみたいにサクッとは終わらないかと…。だって戦国七雄のひとつ、しかも誰もが知る英雄李牧や”三大天”を擁する強国・趙を滅ぼす大戦です。そうなれば描写の詳細などを重視されて長くなっても仕方ないと思います。
そしては趙の重要拠点都市陥落危機が伝えられるが、李牧のとった行動、迷いなく示した唯一無比の策…軍師には決断力が凄く大事なのだなと思います。
そして趙の最大の頭脳李牧と秦の名将・王翦が直接対峙するなんて…呆気にとられます。一体どんな駆け引きがあるのでしょうか。
そして趙の名臣にして”三大天”だった、藺相如が部下たちが未来に戦う相手…そしてそれはつまり信たちに託すべく残していた言葉というのが、気になります。
終盤は、秦がやがて押し込んでいくにもかかわらず、李牧が内に秘める次なる逆転の一手が…と、まだ謎を投げ掛けられ知略戦です。
56巻では主人公の信たちだけでなく、李牧・王翦・藺相如(の弟子)と中国史上実際に活躍した英雄たちが躍動し、両国の命運をかけた大戦に挑みます。
読みごたえがあり、個人的には満足の一冊でした!57巻にも期待します!