アクション、アクション、アクションの連続である。ラスト30分位はそれのみ。ジャニーズ系の役者は好きではないが、岡田准一のアクションにかける思いは伝わる。岡田准一は顔は美麗で申し分ないが、背が低いのが残念な役者である。そのため身体のバランスも悪いのだが、時代劇ではそれほど気にならないが、現代劇では目立つ(男優は一般的に背が高い人が多い)。その欠点を補って余りあるのが、アクション俳優として鍛え上げた肉体と技である。この作品はそれが活かされている(元々岡田准一ありきの企画だろうが)。
また妹(?)役の木村文乃も、清楚な役ではないこういう小悪魔的な役も良い。離婚もしたことだし、こういう役でもっと映画に出て欲しい。