テレビでは腐ったり尖ったりしているイメージの岩井さん。
でも、絵が得意(この本の挿絵も描かれています)、ピアノが得意、足が速くて、アニメが好き、チャイナ服が好き、黒と白の服ばかり、猫ちゃんのパンツ、かわいい靴下、ちょっぴり緊張しい。
猫が好き、スピッツが好き、かわいい男の子が好き、先輩に誘われると必ず行くし、1人でご飯を食べるのが苦手。
実家が大好きでお母さんととっても仲良し、お母さんと一緒に映画や美術館やライブに行ったり。
事務所の会長のお誕生日にはシルクのパジャマを、「旦那さんにプレゼントをあげる時は奥さんにも」と、シルクのハンカチを差し上げる細やかさ。
ラジオやおはスタでは、にゃんにゃん言ったり。
澤部さんのトークには穏やかな相づち、時々言い争い。
でも、なんだかんだで澤部さんが大好き。
素直で、優しくて、きちんとしていて、礼儀正しくて、かわいらしい。
ある意味では、そんなテレビの裏側の‘本当の岩井さん’が、このエッセイに描かれています。
おもしろそうな題材はひとつも出てこないのに、岩井さんの視点を通すと、なぜかとってもおもしろい結末に。
岩井さんみたいな息子がほしいです。