取り上げられている方々は、それぞれのこだわりを突き詰め、人生を最大限楽しむことに力を注がれていたように思われました。思索や経験に基づく、深い温かみのある教えが新書のそこかしこに見つかります。特に以下の箇所は忘れられません。P147から抜粋。人生は全て、選択の連続です。それが、他人の目を意識して選択したものならば後悔はどこまでもつきまとうものです。それは自分を粗末に扱ったからです。これは、大学時代のみならず一生、胸に刻んでおかなければならない覚悟といえるでしょう。そしてもし選択に誤りがあったら、選択し直せばいいと語ります。これから先、忘れられない言葉です。