車椅子の小児科の先生が、子供たちに、ご自分の身体のどこが皆と違うと思うかを質問し、それについて子供達とやりとりをするところが、とても印象に残りました。
子供は、素直で、偏見や遠慮がない。
手が短いとか、足が短いとか、どんどん出てくる。
それから、他の人と違う部分があることで、先生が色々困ることについて話し合う。
じゃあ、どうしたら良いか?手を長くする?足を長くする?
そうじゃなくて、短い手足でも使えるように道具やお部屋を使いやすくする方がいい、そこまで子供でもわかってくる。
大人が読むと、はっとさせられ、
子供の素直な心には、すっとはいってくる
そんな本です。