待ちに待ったかいがありましたが、読みごたえはありますが、同時に読むのが辛くもありました。
…なんだかもう…全員見も心も、ボロボロの回でした。 八代も百目鬼も満身創痍です。ほんとうに身も心もボロボロのズタボロでした。
そしてそれはこの一連の抗争という騒動を仕組んだ平田も同じことでした。
かつての三角の腹心である黒羽根を手にかけ、そして、矢代を陥れてまで手に入れようとした寵愛は指先を掠りもしないのです。それならばいっそ憎まれたいと願っていてもそれすら叶わず全てを否定される…。可哀想で同情しました。憐れで哀しすぎる男です…。どうしようもない酷い男のはずの平田に同情してしまいました…。
結局、三角が道心会四代目を襲名することにより内紛は一応の決着を見せますが…矢代と百目鬼は…どうなんのこの先…どうなるの?え?本当に二人は離れてしまうの?…ということで以下次巻に続きます。
5巻で頑張っあったからか、6巻はエッチはありませんでした。残念です。回想シーンでちょっとだけ出てくるくらいです。なのでエッチが足りないと思われる方は復習を兼ねて前巻までを読み返すのオススメです。
私は読み返しました。
抗争もひとまず決着し、しかし二人は離れてしまい次巻からは新章突入です。
また、待つことになりますが待ってでも読みたいです。
オススメです。