この本の存在はつい最近知りました。とても辛い事情から、縁あって文鳥様と暮らす事となりました。この本を知ったのはそれから5年程経ってからです。作者の方は、読み手側に構えず力を抜いて読めるように、ズボラで大雑把、でも小さな命の為、必死に動物病院に連れて行き、長生きしてほしいと願う。コミカルですが、力を抜きながら。そうだよね。、大変なんだよね。、そんな共感が、芽生えながら、読み進む事がてきる本です。文鳥様の死も、あえて悲しく描かず、スゥッ、と流して、次に進んで行く。私個人はそれでいいと思っています。それでも充分。悲しみは伝わってきますから。 でも私は毎回、おいおい。アッサリしてんなあ、そう独りでツッコミながら愛読しています。
とにかく、私にとっては、久しぶりに一気に大人買いした本です。
文鳥様と暮らす事ができ、今は本当に良かったと思っています。 文鳥と暮らす前に、本当に読んでほしい作品です。