好きな作家である横山秀夫の新刊が久しぶりに刊行されたので文庫本になるのが待ちきれずに購入しました 今までの警察小説とは全く違うゆったりとしたテンポですすんでいく人間ドラマ小説でした 主人公は建築士、専門用語や馴染みのない描写で物語が進んでいくので正直読み苦しかったです クライマックスにじ～～んと心の奥から湧き上がる感動にもっていくストーリーの組み立てなどはさすがだとは思いましたが、前作「６４」のように読んでいる間の緊張感やワクワク感がなく、好き嫌いがはっきりわかれてしまう作品だと思いました

「６４」以来の新刊ですね。横山秀夫さんファンの私には、とても待ち遠しい本でした。 横山秀夫さんの作品らしい人間模様が描かれていて、一気に読んでしまいました。母も私と同じように横山秀夫さんファンなのですが、母も夢中になって読んでいました。 次の作品も期待したいです。 入手困難かも・・・という表記になっていたので心配しましたが、無事に届ていて良かったです。ありがとうございます。

主人公は一級建築士の青瀬。施主に「あなたの好きな家を建てて欲しい」と依頼され、信濃追分にそれを実現させるが、施主一家が行方不明に。丹念に書かれた一冊。ウツで永く苦しみ、「６４」を書いて更に6年。以前の「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」などに比べ、いっそう充実度が増している。もちろん布石があってのことだが、ラスト1行の素晴らしさはさすが。

まぁ、「このミス」で上位にくるのも納得の作品です。 物語の展開や登場人物の描写にブレがなく、本当に落ち着て読了することができました。 読後感もよい作品で、「建築士」という職業の本質をほんの少しだけ垣間見ることができます。 どうぞ一読を。

テレビ放送していましたね。 私は本で読ませていただきました。

ここ最近で読んだなかでは、一番面白かったです。

著者独特のタッチで人の心のひだをち密に描いて秀逸。

大好きな作家です。読みながらドラマも観る、という同時進行だと、イメージがはっきりしてまあまあ楽しめました。