空をゆっくりと旅しながら、いろんな雲を見ていくようなストーリーです。遊園地の上、田んぼの上、山の上、そして街の上にはどんな雲が浮かんでいるのか…わたぐもやあまぐも、レンズ雲など、優しいタッチのイラストと子どもにもわかる説明で、空や雲への興味が広がっていくようです。
これは何の雲かな?ひつじの形をしてるね!、などという会話は、お子さんとよくするかと思いますが、この絵本はそんな子どもの好奇心を満たしてくれる、素敵な出会いとなると思います。
ぜひ手に取って読んでもらいたいです。
巻末にちょっとした図鑑のような感じで、いろんな雲の説明とイラストがあり、とても良かったです。