私は色々事情があり、片付け等の本は雑誌等も含めて80冊ほど読んでいます。60冊ぐらいは普通の整理整頓や掃除の本でしたが、一世を風靡した「捨てる!技術」「断捨離」「人生がときめく…」は出版された本はほぼすべて、生前整理や終活の本も読みました。しかし最近気がついてしまったのですが、生きて生活している限り「捨てられる物には限度がある」という事でした。家族の物には手を出さないなら、尚更です。断捨離の記事に良くある事ですが、成功者は離婚・死別・引越し等の環境が大きく変わった人が多いですね。断捨離の著者も「夫婦の断捨離」の本を出してます。我が家を振り返って見ても、引越しと子供の進学でかなり色々捨ててますが、本当の意味での断捨離と言えるかどうかです。捨てて当たり前のゴミを処分したりとか、古い物を新しい物に替えたりとか…(その当時は断捨離だと思いましたね(^^))そんなもやもやしている時に、本作を見つけました。似たような本がある中で目を引いたのは「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら…です。普通は「ちゃんとする」って言うでしょ?面白いな!行き詰まりを感じる現在の状態に何か役立つかなーと考えました。内容は「性格に合わせて」する片付け本でした。しかし本を読んでるうちに、息子たちの部屋を片付けている時に似てる話で笑えました。私は男の子だから片付けられないと思っていたので、女の子でもあるんだーと新鮮でしたね。(我が家は女は私一人なので)楽しく読めて、買った価値はありました。この本で一つ発見した事がありました。私は「大雑把なズボラタイプ」だと思い込んでましたが、昔は「キッチリタイプ」だった事です。色々事情があって、現在の私になった訳です。これからの人生に多いに役立つ事で、作者に感謝したいです。
10月に再読しました。作者は「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら・・と言ってますが、題名は勘違いを起こしそうだな…と思いました。作者は自分の性格に合ったやり方で、ちゃんとしてますから…4月に読んだ時はあまり感じませんでした。私も似たような片付け方だったからかも知れません。体調や体力や環境の変化があると、自分の性格に合ったやり方でも「二度と散らからない」にはならないのです。分かっていても戻せないからです。故に星は4つから、3つにしました。