今巻ではエレンの単独行動の経緯が明らかにされています。ハンジやアルミンは非常に優秀ですが決断力に欠けていました。正解が分からないからと決断を遅らせることがどんな結果をもたらすのか。
兵団を見限ったエレンは暴走を繰り返しますが
それでもエレンを信じようとするミカサに心が痛みます。エレンとジークは結託してエルディアを救うつもりのようですがその本意は非常に疑わしいと言わざるを得ません。
マーレを裏切ったジークがエルディアも裏切るのだとしたら彼はいったいどんな世界を望んでいるのか。思えばエルヴィンは今よりずっと情報がない時でも迷わず決断し兵団を導いていました。いなくなった人を欲しても仕方ありませんがもしエルヴィンが今もいたなら、と思いを馳せずにはいられません。