本の内容は、脳科学の視点から男脳と女脳の違いをベースに、妻はこんな思考です、こうするといいですよ、といった感じです。
でも全ての妻に当てはまることでもないと思います。女性でも男脳的思考があったり、男性でも女脳的思考があったり。
私は20代の夫ですが、これを読んで、自分には女脳的思考がかなりあるな、と思いました。
(そう!そうなんだよ!!)と思わずにはいられず、笑いが堪え切れない妻側の思考がいくつもありました。特に、「なんでもない!」や「1人にして」というセリフは、「私傷ついてます!1人にしないで!」という、言葉自体からは真逆の意味です、という部分は腹を抱えて笑いました。まったくその通りです。
同じ作者の「夫婦脳」という本がありますが、本作はそれを読みやすく妻ベースに書いた感じです。似たような表現、言い回しが結構でてきます。
夫婦間のすれ違いや、イライラを感じることがありましたが、これを読むと受け入れられると思います。
脳の違いから夫婦のすれ違いが起きるのは当然のことです。それと上手に付き合いましょう、ということが分かっただけで大きな収穫でした。