メインキャラ以外、スピンオフになる話です。
このシリーズは、例え中心なっていたメインキャラの話が完結したとしても面白いです。
それぞれのキャラがしっかりしていて、例え脇キャラでも個性があり魅力的なのでスピンオフでも一つの話として面白いのだと思います。
今回は、自分一人で大事にしたい恋人を、自分の我が儘で独占して良いのだろうか…どうしたら良いのか・・と、一生懸命に悩むロブをどう読者が感じるかに、評価が分かれ、共感できるのか、またはウジウジと鬱陶しいと思うか・・受け取り方次第で評価が真逆になりそうかな…と思う話でした。
人生、苦労がたくさんあって、ようやく落ちついて、更には愛してやまない恋人が出来れば
嫌われたくないと、思うのは当然ではないでしょうか?誰だって愛する恋人には嫌われたくない、ずっと好きでいてほしい、そう思うのは当たり前の気持ちです。そのうえで、ロブが出した結論も、納得です。
ロブの視点のお話、スピンオフの楽しさは、メインキャラのユウト達が、痴話喧嘩(笑)のエピソードが出て来るので、それが秘かな楽しみです。ちょこちょこメインキャラが登場するたびに、嬉しくなります。
まだ、読んだことがない方にはBL 小説というくくりだけでなく、一つの小説として読み方がありますのでオススメします!